PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

負けるな!! 〜第1話〜

おはようござます!!


今回からまたまた何話か分けて久々に僕の忘れられない体験談を書きます。


その忘れられない体験談である人からもらった大切な言葉が今回のタイトルとなっています。


お時間ある方はよかったら読んでやって下さい^_^


ではスタート!!!




前職の話ときの話です。


前のブログにも書いたのですが自分はある小さな生産現場を任されていました。


自分がそこを管理するようになってからは前任者に比べて整理整頓されており、生産効率も上がったことから、僕は課を代表して3S委員会のリーダーに選ばれました。


そもそも3S委員会とはって話からですよね(笑)


簡単に言うと各課に一人ずつ現場の整理整頓や清掃、在庫などの管理人です。


現場が汚かったり整理されてなければ声をかけて一緒に掃除したり、材料の在庫切れがないかを見たりするのです。


製造部であれば1課から5課、技術部、営業部など、計13部署に各一人ずつ3S委員のリーダーがおり、月に2回だけ現場への整理整頓や作業効率、コスト削減について各リーダーが集まり会議を行うのです。


しんどい役割でもありましたが、そこまでは大して辛くもなかったです。


しかし、何を思ったのかある日、社長が各部署がいかに現場を綺麗にして効率化できるかを競わせたいと言い出しました。


言わば大会みたいな感じです。


そして、1位から3位に選ばれた部署には賞金を出すというのです。


期間は10月から4月までの半年間。


この期間にどの部署が整理整頓できているか、定期的に社長直々に来てチェックして採点つけていくという、まあ最悪なものでした。


しかも社長は外部から企業向けの整理整頓のコンサルタントまで雇いだしたのです。


そのコンサルの人も採点に加わる上に、ダメな点を見つけては毎回指摘していくと言うのです。


外部からお金をかけてコンサルを呼ぶんだから社長は本腰を入れてると感じました。


唯一の救いは、リーダーが副リーダー選ぶ権利を持つことでした。


僕は一番仲のいい信頼のおける後輩を指名し、その後輩も快く受け入れてくれました。


そして、大会が開かれました。


思ったより本格的に行われ、開会式までありました。


自分は製造4課の3S委員リーダー。


4課は全部で社員とパートを含めて30人おり、社員が10人とパートが20人くらいでした。


社員もパートも自分より年上かつ社歴も上の方々なのに、こんな人達を引っ張っていけるのか始まりから不安でした。


開会式から1週間後、各課どのようにどうやって進めていくのか計画表と具体策を社長やコンサルの人など、みんなの前でプレゼンしなければなりません。


僕の直属の上司である課長は、計画表と具体策をチェックするから仕上がったら持ってこいと言いました。


僕は4課の人達に恥をかかせたくないという思いから、とにかく考えて考えて必死に計画表と具体策を作りました。


この大会で順位が下になれば、僕のみならず4課全員がダメだと思われてしまうのが怖くて、かなりプレッシャーを感じていたのです。


そして、考え抜いた計画表と具体策を課長に提出しました。


すると、


課長「全然あかんな。これで計画通りに進むと思ってるのか?具体性に欠けてるから全部やり直せ。」


あっさり返却されました。


そして時間をかけて修正、また提出します。


再びあっさり返される。


このやり取りが3回行われました。


持って行ってはダメでやり直すことを繰り返していく内に、もはや心が折れてきました。


本業はあくまで製造なのでそこにばかり力もそそげず、仕事の合間を縫ってやるしかなかったのです。


全く仕上がることのない計画表と具体策。


製品の納期も近いのにどうすればいいのかわからなくなっていました。


やってもやっても突き返されてみんなの前で怒られてついには、


「もうダメだ・・・」


そう思い、大会の入り口で疲れてしまいました。


僕なんかではリーダーが務まらないと思い、課長のところへ行き正直に伝えました。


僕「リーダーを降ろさせて下さい。僕はみんなを引っ張っていくような器ではありません。せっかく任せていただいたのにすいません。」


課長「今更降りるのは無理やな。最後までやれよ。」


一言だけ冷たく言われ事務所を後にしました。


僕はもうどうすればいいのかわからなくなっていました。


半泣き状態で現場に突っ立っていると、「僕にも力にならせて下さい。相談してくださいよ!!」


そう声をかけてくれたのは副リーダーの彼(Hくん)でした。


その彼は同じ歳ではあるものの、入社した時期が僕の方が早いため、会社では僕が先輩でした。


半泣きで突っ立てる僕を見て来てくれたのです。


僕「ごめん。俺マジでリーダーらしいこと何もできんわ。どうしたらいいのか訳がわからん。頼りなくてほんと申し訳ない。」


涙をこらえるのに必死でした。


すると彼は自分の書いた計画表と具体策の紙を見せて欲しいと伝えてきました。


Hくん「これ結構いいと思いますよ!!もう少し全体的な図を描いて個人個人の役割を加えてみませんか?」


Hくんは僕の書いた計画表と具体策にプラスアルファになるアイデアをいくつか上げてくれました。


そして、僕はそれをそのまま加えました。


不思議だなと思ったのは、一人で見えないものが二人だと見えたりすることです。


何より一人じゃない安心感がありました。


僕はこんな頼れる後輩がいるのに、一人で背負い込み過ぎたんだと反省しました。


そして、二人の知恵を絞った計画表と具体策を課長のもとへ再び見せに行きました。


今度は二人で。


それを渡すと課長はジッとそれを見ました。


緊張しました。


僕の心の声「どうだ?いけるか?」




そして、


課長「ふーん。まあええんちゃう。これで進めてみたら。」


やった!!!


Hくんのおかげです!!


ようやくスタート地点に立てました。


そして、ここからが本当の戦いの始まりでした。




つづく