PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

負けるな!! 〜第3話〜

おはようございます!!

前回の続きです。

どうぞ^_^


課長が僕らに出してきた条件。

それは今後の3S委員を進めていく中で、まず生産に影響を及ぼさないこと、そして3S委員に関する仕事では一切の残業は禁止するということでした。

生産に影響を及ぼしてはいけないのはまだ理解できます。

しかし、3S委員に関する仕事で一切の残業をしてはいけないのは全く納得ができませんでした。

何故なら僕ら以外の他の課は3S委員の仕事で残業していますし、勤務中にも生産を他のメンバーに任せて行なっているからです。

他で認められていることを自分の課だけ認められないのは、流石にそれはおかしいと思い課長へ意見を言いました。

僕「僕らは大量の受注を抱えています。ですから勤務中に3S委員の仕事をするのは厳しいです。それに他の課は3S委員での残業を認められています。」

課長「他の課はどうか知らんけど、時間はお前が仕事を早く終わらせて作ったらええんと違うんか?俺はお前くらいのときならそうしたぞ。」

出た!!

自分の昔話!!

ワシらのときはこうやった的な。

時代は変わってるのに自分の昔話を突き付けてくる嫌いなタイプの大人。

僕「だったら僕らにタイムカードを押してやれとでも言うんですか?受注量を確認してもらったら分かる通り、3Sをやる時間などありません。勤務中にやって納期が遅れてもいいんですか?」

課長「製品の納期は絶対に間に合わせろ!!ただ残業はするなと言ってるねん。」

言っていることがめちゃくちゃでした。

あまりに腹が立って自分の考えを言うことは言いました。

しかし話は平行線で、課長は課長で屁理屈をこねておさまらない。

ちなみに課長の言い分はこうでした。

課長「限られた勤務時間に数多くのことをこなすのがいい仕事するということや。俺達が若い頃は仕事終わらんかったらタイムカード押して寝んと夜中までやったわ!!お前らは甘いねん!!」だそうです。

それは事実かもしれないし凄いことだと認めますが、さっきもお話しした通り時代は変わっているのです。

今はそんなことをして過労死になればニュースになる様な時代です。

それに課長が僕らに残業をさせたくない理由は最初から分かっていました。

結局のところ部下の残業の多さがそのまま課長の評価に繋がるからで、残業を減らせば経費削減で評価は上がるからです。

自分のことしか考えていない課長に腹が立ちました。

事務所を後にしてHくんと話し合いました。

自分は怒り口調で、

僕「どうする?あの馬鹿野郎あんなこと言ってるけど、いっそうのこと何もやらないで放っておこうか?」

Hくん「うーん、確かに課長の言ってることはめちゃくちゃでしたね。僕は先輩に任せますが・・・。」

僕はかなり悩みました。

3S委員を投げ出すのがいいのか、サービス残業してでもやるのか。

もうどっちかの選択しかありませんでした。

自分一人だけの問題なら悩むことではありませんが、4課の全体の話です。

「あんなバカ課長の下でやってくのは奴隷当然たから3S委員なんてもうどうでもいい」、そう思う一方で「ここで投げ出せば4課のみんなが恥をかくだろうな」と、葛藤がありいろいろ悩みました。

そして悩んだ末に出した答え。

僕「俺な、やっぱり明日から朝早くから来てやるわ。朝なら残業にもならないし。」

すると、

Hくん「そうですか。そうすると思ってましたよ。だったら僕も行きます。」

そう言ってくれました。

Hくんは本当にいい奴です。

そして、二人は次の日から朝の6時半に出社することにしました。

皮肉にも課長の思惑通りなってしまったのです。

ちなみに会社の始業開始は朝の8時半からです。

だから会社には誰もいませんでした。

順位も大事だけど、とにかく後悔のないようにやろう。

そして、順位がダメだも4課のみんなには全力でやったと言えるくらいの頑張りを見せようと思ったのです。

早朝から会社に行き、4課の整理できていない部分をピックアップして、それぞれの役割担当に具体的な収納方法と清掃方法を伝える準備作業をしていました。

そして2時間後、始業開始となり朝礼で計画と具体策をみんなに伝えました。

台本を書いたとは言え、みんなにどれだけ伝わったのか分かりませんでしたし、僕ら二人では出来ないのでみんな動いてくれるか不安でした。

だけど思ったよりもみんな協力的で、僕らに質問をしてきたり、中には案を提案してくれる人まで現れました。

4課全体としてのスタートは悪くなく手応えがありました。

人は動いてくれているんだから、あとは自分がいかにして計画通りみんなを導いていけるかでした。

課長はと言うと横槍を入れてきます。

頑張ろうとしても何か一言余計なことをいってくるのです。

だけど、動いてくれているみんなのためにも止まるわけに行かず、僕ら毎日早く来て計画を状況に応じて変えたり、人がやらなさそうなところは僕たち二人が率先して朝からやっていました。

そして2週間が経とうとしていました。

社長達が現場をチェックしにくる日が近づいていたのですが、僕らはこの2週間自分たちが思うより進んで上手くいったので自信がありました。

第一回目のチェックまでの期間はやるだけことはやれたという満足感もありました。

しかし、社長達のチェックは自分が思うより実際はかなり厳しいものでした。


つづく