PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

僕が見た天才マン

おはようございます!!

世の中には僕のような凡人もいれば、稀に見る天才もいます。

もちろん天才にも努力型の天才、つまり才能のなさを人が真似できないくらいの努力をしてをして成功した天才もいます。

また元から凄い才能がある才能型の天才、才能の上にさらにそこへ努力を加えて成功した天才もいます。

僕は前者も後者の見たことがありますが、多くは前者の努力型の天才。

ものすごい努力家の天才は数人見たことがありますが、元から天才って人はまだ一人しか見たことがありません。


今回は僕の人生で出会った唯一の生まれながらにして天才マンの話をします。

よかったら読んでやって下さい^_^


その天才マンをここではWくんとします。

Wくんは小学校から中学校までの友達で、釣りもよく一緒に行ったりし、ちょっとした悪さなんかも一緒にした仲でした。

勉強はもちろん、スポーツ、音楽の才能は物凄くありました。

運動に関しては足が早く、体力もあって運動神経もよかったです。

ちなみにテニス部でした。

音楽に関しては母親がピアノの先生だったから、Wくんもピアノをひいていましたが上手かったです。

カラオケを歌わせても上手かったんですよ。


しかし、何と言っても天才だったのは勉強!!

小学校の頃は勉強のことをあまり意識していなかったんですが、中学校に入るとWくんはいつもテストの総合点が学年1位でした。

しかもズバ抜けていたため、2位との差がかなり空いていたのです。

僕はと言うと、学年で下から数えて何番とか言うレベルでした(笑)

どえらい対照的な二人です。

あるときWくんに「どうしたらそんなに点数とれるんだ?」と聞くと、「テストの前日に2時間ぐらい教科書を読むだけでいいねん」と答えました。

僕はそれを間に受けて実戦したら、社会は19点でした・・・。

「テスト前日の2時間だけの勉強であんな点数が取れるはずない!」、そう思った僕はWくんに「お前は陰で絶対勉強してるわ」と言ったことがあります。

Wくんは真顔で「そんなのしてるわけがないやん」と言っていました。

それが本当なのか嘘なのかは未だにわからないですが、Wくんの何が凄いのかと言えば授業中にノートを写していないこと。

みんな必死にノートを写している中、Wくんはノートを写していませんでした。

そこでまた僕は「お前なんでノート写さないの?」と聞くと、Wくんは「ノートとらなくても先生の話を頭に入れとけばいいやん。」と普通にすごいことを言っていました。

そんなことが出来たら苦労はしない(笑)

一方の僕は担任の先生からテストの点が悪くて、よくごちゃごちゃ言われていました。

そこで僕は先生に「だってWくんもテスト前日に2時間しか教科書を読んでないって言っていたし、あいつだってノート写してないですよ」と言いました。

すると先生は「あの子の真似だけは絶対したらあかん!」と言われました。

先生だってWくんが普通ではないと思っていたはずです。


また、Wくんの凄いところはもう一つあって、人付き合いの幅の広さです。

普通は頭のいい子は頭のいい子どうしのグループになったりしますが、Wくんは僕以外に不良グループともつるんで遊んでいました。

授業中は一緒になって不良グループと遊んだりして怒られていたりもしていましたし、中間テストや期末テストの前日ですらも不良グループと夜更かしして遊んでいました。

なのに成績はトップ。

先生からすると嫌な生徒ですよね。

学年で成績2位の子いわく、「アイツにはどうやっても勝てん」と言っていました。

その2位の子の家庭環境は絵に描いたような英才教育で、お母さんがかなりの教育ママでした。

というより、お母さんは元々は学校の教師をされていたそうです。

その子は親の教育と本人の努力が実ったのか、二人兄弟でしたが後に二人とも東大へ進学しました。

この子もまた僕から見れば天才ではありましたが、Wくんと印象がかなり違いました。

言い方を悪くすれば「ガリ勉」というやつです。

いつもフワフワしていたWくんですが、遂に中学2年の終わり頃から塾に通うことになりました。

これはWくんと同じ塾に通っていた同級生から聞いた話です。

Wくんは某有名進学塾の第◯ゼミナールに通うことになり、そこでクラス分けの入塾テストから先生達を驚かせたらしいです。

入るクラスはもちろん1番レベルの高いクラスに入ることになったそうですが、そこでWくんは言ったそうです。

「仲のいい友達が1番下のクラスにいるのでそこに入れて下さい」

そう言うと先生は怒ったらしく、

「お前は何をしに塾に来てんねん!!」

怒られて1番上のクラスへ(笑)

これは流石に先生の言ってることが正しい。

そして、その塾では全国模試みたいなのがあるそうで、Wくんは全国で二桁台に入っていたそうです。

だけど、相変わらずつるむのは頭の悪い僕やヤンキー達で、頭のいいグループの連中には近づこうともしませんでした。

中学3年が始まったばかりの頃、Wくんは東京へ引越すと言い出しました。

親の仕事の関係らしいですが、まさか東京とは思いもせず、これからはもう会えなくなるだろうと思いました。

そしてWくんが受験したのは筑波大附属校。

特待生で通りました。

一方の僕は大阪のかなーーーり偏差値の低い不良高校(笑)

引越すとか以前に、人生の分かれ道は既にここで決まっていたような気がします・・・。

そしてWくんは東京へ引っ越して、高校へ進学してからはお互いあまり連絡をとることもありませんでした。

高校2年生の夏頃にWくんに電話すると「ヤバイ、遊びすぎて留年しそうや!」と焦っていました。

どんな天才でも頭のいい高校に入れば埋もれていくものなのかなと、そのときはそう思いました。

だけど、電話を切るとき彼は僕に初めて言いました。

「俺ちょっと本気で勉強してみるわ!」

何を当たり前のことを言っているんだと思いますが、もしWくんが本当に今迄まともに勉強をしたことなければ、本気を出すとどうなるのかなとも思いました。

それから彼は本気を出したのか高校3年の秋には学年で3位まで上がったと言っていました。

お前の頭はどうなっているんだ・・・?


その後、Wくんは一◯橋大学へ進学しました。

彼は大学在学中に公認会計士の資格をとり、卒業後から公認会計士の仕事をしています。

入ることになった大手企業の入社試験でまた彼は面白い話をしてくれました。

入試試験の成績が優秀だったからか面接官が「ウチに入ったら入社祝いとして100万円渡すよ」と言った嘘のような本当の話も聞きました。

そのWくん、今では結婚して子供もいます。

奥さんはご令嬢でお父さんが都内にビルを持つお金持ちの方だそうです。

僕はWくんとはもう何年も連絡をとっていません。

と言うか別世界の人間の気がして連絡をとる気になれないのです。

彼が僕をどう思っているのかわかりません。

もしかすると、忘れられたかもしれません(笑)
仮に連絡をとったところ話は合わなくなっているでしょう。

今、彼の目の前にはどんな景色が広がり、物事がどのように写っているんでしょうか。

到底理解することなど出来ませんが、僕は生きていて彼以上の天才をまだ会ったことがありません。