PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

野村の悟り

おはようございます!!


僕がここ最近読んでいる本はコレ。

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「野村の悟り」



見ての通り野村監督の本です。


僕が野村監督の本を読むのは三冊目。


三冊目ではありますが、野村監督の本は考え方がとても理論的で分かりやすいですし、人とはどうあるべきかという人間哲学も書かれておりとても参考になります。


ですから野球をしている人だけでなく、会社員の方でもすごく参考になる本だと思うのでおススメです。



野村監督はかつて選手としても監督としても栄光を掴みましたがご自身は現役時代に才能のない選手だったといくつかの本で話しています。


しかも、一度はチームをクビになりかけたことさえあったそうです。


そんな人がのちに名選手や名監督になるなんて誰も想像が出来ませんよね?


おそらくその当時のチームメイトすらも、その後の野村監督の姿を想像した人はいなかったと思います。


野村監督は自分の才能のなさを埋めるため、野球を研究して考え抜いて、たくさんの選手を分析し、多くのデータを集めて、それを理論的思考で組み立てていったそうです。


そして、それらの努力で結果を出すことができたそうですが、僕を含め多くの人は野村監督に才能がなかったとは思っていません。


野村監督が選手時代の身体的能力は実際に見ていないので謎ですが、テレビでも聞くあの卓越した分析力と感性はまさに才能そのものだと思うからです。


僕は野村監督の本を中学生のとき初めて読んだのですが、初めて読んだときは内容が深くて意味がわかりませんでした。


だから「この本つまらん!」と途中で読むことをやめてしまったのです。


それが大人になりいろいろ分かって、再び読むとビックリするくらいの凄さが伝わってきました。


「野球に対してここまで考える人がいるとは!」


そのとき野村監督は野球人としてでなく、人としても凄いのだと感じさせられました。



先程も書きましたが、野村監督は野球とは何かという以前に、人とは何かという哲学から入ります。


「人とは何か?」から始まり、それから野球の話なのだから遠回しな伝え方ですが、そこから野球の話になるのだから内容は当然深いです。


野村監督が語る野球選手とは野球バカではなく、その前に一人の社会人であり、子供達のお手本にならなければならとも話しています。


これは素晴らしい考えた方ですね。


一流と呼ばれるプロスポーツ選手でも、中にはプライベートの素行が悪い人もいます。


しかしそれではダメで、いち社会人として常に自分を律する必要があるということを伝えています。


野球の技術とは全く別の話ではありますが、人としてとても大事なことですね。



そして、野村監督の最大の武器が分析力。


相手選手の細かな癖と弱点、試合の流れを読む力、自分の育成する選手の長所と短所を把握してどう上手く生かすか。


これらを誰よりも徹底して分析したことで、名選手、名監督になれたのですね。


もちろん分析や研究って、ある程度は誰にでも出来るけど、野村監督のような分析や研究が誰でも真似出来るとは思えません。


野村監督の鋭い分析力の背景には、本人の持つ感性が大きくあったからだと思うからです。


人の長所と短所を見抜く力、小さな変化にも気付ける感性、これらが普通のより長けているからこその分析力だと僕は思うのです。


野村監督に育てられた選手は数多くいると思いますが、中には戦力外通告を受けた選手もいたそうです。


会社員で言えばリストラされた様な人材にあたると思います。


それが野村監督の指導により復活をすることができたのだから凄いですよね。


その選手も他球団では使えない選手と思われていたかもしれませんが、野村監督の指導で使える選手に変わりました。


もっと言えば野村監督が使える部分を見つける眼が鋭いということになるでしょう。


野村再生工場」とも呼ばれていたそうですよ。



こういった体験は僕も少しあります。


またまたいつものボクシングの話ですが、僕がボクシングを始めた当初、何人かのトレーナーについて教えてもらえました。


だいたいのトレーナーは言われた指導通りのことが出来なければ才能がないと見なし、そこからは放置でした。


しかし、ジムを変えて出会った名トレーナーは違いました。


こんなポンコツの僕でも良いところを見つけて、それをどう生かすかを考えてくれました。


そして、今でも忘れられないトレーナーの名言がこちら。


「センスと才能は違うよ。センスは生まれ持ったものだからどうしよもないけど、才能は教えられたことをきっちり守ろうとすること。努力できること。お前センスは全くないけど才能あるよ。強くなる。」


この言葉を聞いたときはシビれましたねー!


誰もポンコツなんか見てくれないと思ってましたが、まさかこんな言葉をかけてくれるとは。


こんな自分でも認めてくれる人がいる気がして嬉しかったです。


やる気を出させたこの言葉。


そう言った言葉を言えるのもまた名トレーナーなのかもしれません。



あ、話が大きく逸れました(笑) 


戻します。


野村監督の野球に対する分析力だったり、選手を育成してチーム取り仕切る力があれば、おそらく他の分野に於いても大きく活躍出来たのではないかと僕は思います。


野村監督が仮に経営者の道を選んだとしても、この分析力と感性で成功していたのではないかと感じます。


野球のみでなく一人の人間として、これらはどの分野にも通ずるものがあるのではないでしょうか。


僕が野村監督の本を読んでて凄いなと思うのは、感覚的なことを書かず全て独自の論理でわかりやすく展開しているところです。


感覚的な話でない分、不器用な自分でも考え方や工夫などは多少の真似できるところがあります。


そして野村監督は言います。


「最後に勝つのは不器用な人間。」


コレ名言ですね、はい。


この言葉が本当なのかどうかは、本人の努力次第なところではありますが、野村監督はこの言葉を証明した偉大な人ですね。


僕みたいな人間でも夢を持たせてくれました。


自分なりに分析したり、周りの人間の癖を掴むことで、もしかすると不器用な僕でも活躍できるかもしれないということをいつも感じさせてくれます。


まだ全然大した結果を出してませんが、これから・・・(笑)