PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

千円先輩

こんばんわ!!

 

今回は自分の中でのある意味レジェンドな人を紹介します(笑)


僕の以前いた職場で千円先輩という人がいました。

 

と言っても僕が心の中だけで勝手に呼んでいただけです(笑)

 

僕も34年間いろいろな男の人と会ってきましたが、後にも先にものこの人ほど情けない男を見たのは初めてです。


もちろん僕だって大した人間でもないのは自覚しているのですが、そんな僕ですらマジかと思える先輩でした。


ダメな意味で・・・。

 

で、どんな先輩だったのか?

 

それは僕がまだ28歳のときの話です。

 

千円先輩は一つ上の29歳でした。

 

その先輩は会話の始めに「嫁が」って言葉がかなりの確率で先頭につきます。

 

例えば「嫁に怒られる。」「嫁が教えてくれる」「嫁と相談する。」

 

とにかく嫁なのです(笑)

 

千円先輩の月の小遣いは五千円でした。(千円先輩なのに)

 

それは家庭の事情があるから何も言う権利はありませんが、千円先輩は週に一回だけ家に帰ると財布の残金をチェックされる決まりがあるそうです。

 

千円先輩は放っておくとお金を遣いすぎるから、奥さんが財布の管理も週一度しているそうです。

 

そこで奥さんの決めた残金が残っていないと怒られるそうなんですが・・・。

 

小学生みたいな人です。

 

っていうか月のお小遣いが五千円なら無駄遣いしなくても軽く遣っちゃうだろ!!(笑)

 

そんなある日の仕事帰り、千円先輩は凹みやたらとタメ息をついていました。

 

どうしたのか尋ねると今日は奥さんの財布チェック日らしく、財布に千円札が一枚入っていないと雷が落ちると怯えていたのです。

 

ほんと情けないな、と思いつつ僕は先輩に千円を渡しました。

 

僕「これ見せとけば怒られないんでしょ?明日返してくれたらいいんで。」

 

千円先輩「え?いいの?いいの?」

 

千円先輩は物凄く喜びました。

 

次の日の朝、「昨日はありがとう。助かった!!もうちょっと千円借りてていい?」

 

そう言って先輩は千円を二度と返すことはありませんでした。

 

人の善意をここまで出来る人もなかなかいないです(笑)

 

自分は正直怒ろうかと思いました。

 

しかし、怒るというのはある意味で忠告してあげる訳なので、それすら勿体ないと思い千円を返せと言うのは止めました。

 

その代わり、千円ごときで大きなものを失った代償に気付かずそのまま生きてろと思いました。


もはや距離をおくのは当然でした。

 

その先輩、そんなだから人として情けないことを平気でします。

 

みんなで呑みに行っても会計のときになって、お金がないから貸してくれと言い出します。


流石に上司も僕も呆れ果てていました。

 

しかも、金を持ってないくせに注文をやたら頼んでいた(笑)

 

上司は「金がないなら最初から来るなよ!!」って怒っていました。

 

まさにその通りです。

 

誰かが奢ってくれると言う甘い考えなのです。

 

僕らの下にはパートさんも何人かいたのですが、当然ながら千円先輩の支持率は最低でした。

 

みんな日頃の行いを見ているのです。

 

ある日、先輩は朝のゴミ運びの時間になっても来ませんでした。

 

遅刻してきたのです。

 

それなのに急ぐ様子もなくタラタラ来て、まず僕に言い訳を述べだしました。

 

僕は流石に怒り、「先輩だからって遅刻してのんびり来るのはおかしいでしょうが!!」

 

強く言ったらビビッて目も合わせてこないのです。

 

そして次の瞬間、先輩は自分の携帯で誰かに電話しだしました。

 

電話を切って僕に言ってきた言葉が超衝撃的でした。

 

「嫁にさっきのこと話したら、嫁が俺の方が悪いっていうから謝るわ!」

 

お前ある意味天才だよ(笑)