PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

ボクシング

こんばんは!


今回は僕がボクシングをしていたときによく聞かれたQ&Aをここに記します。


自分ごときがボクシングを語ってはいけませんが、一人のボクサーの考えとして興味ある方はよかったら読んでやって下さい。


またボクサーは一人一人の考えや意見も違うため、全てのボクサーの考えに当てはまる訳ではないことを予めお伝えさせていただきます。 


ではさっそく。


Q1、なぜボクシングをしようと思ったんですか?

A、自分の場合はイジメられてた弱い自分を変えたいからです。ボクシングジムに入門してくる人間もいろいろで、フィットネスの人もいますし、プロを目指すために地方から出てくる人、自分の強さを試したいという人もいます。近頃は女性も戦う時代みたいでプロ志望の女性も増えてきました。


Q2、殴られて痛くありませんか?また怖くありませんか?

A、僕は痛いですし、怖いです(笑)リングに上がる直前の怖さは特に何とも言えないです。リングに上がってしまえばスイッチが入り、アドレナリンが出ているため、痛みもそれ程ではありますが、まともにパンチをもらえばやはり痛いです。痛いというか効くという表現の方が正しいかもしれません。


Q3、減量はつらいですか?

A、正直なところ僕は辛かったです(笑)ダイエットとは全く別物で、ボクサーは基本的に日頃からトレーニングをしているため、あまり体脂肪は少なく筋肉質です。そこから体重を5キロから10キロあたり落とそうと思うとロクに食べずトレーニングをすることになります。特に計量日の3日前はピークであと何百グラムが落ちず、全く飲まず食わずのトレーニングとなり精神的に変になりそうなときもあります。体はカラカラのスポンジ状態なので計量後は食べると、短時間で何キロも増えてしまいます。ちなみに同じジムの仲間は一晩で6キロも増えてしまいました。ある世界チャンピオンなんかは一晩で10キロ増えた人もいます。そんなに増えたら動けないと思うのですが(笑)


Q4、ボクシングのファイトマネーはどのくらいもらえるのですか?

A、ファイトマネーはボクサーのランク、また人気によって違います。ざっくり説明すると、ボクサーにもA級、B級、C級とランク分けがあり、勝利数を上げればA級になれます。ファイトマネーはA級の方がもらえるのですが、その分チケットを売らなければなりません。ジム側から現金ではもらえずチケットをもらい、それを売ってファイトマネーとなるのです。ですから、売れなければファイトマネーは少ないですし、逆に言えばC級の選手でもたくさんチケットを売ればA級の人より稼ぐことも可能なのです。結局のところ人気による影響がファイトマネーを左右していると言った方がわかりやすいですね。ちなみに亀田三兄弟の長男、亀田興毅さんはC級のデビュー戦でファイトマネーが一千万円だったそうです。これ程もらえるのはテレビ局がバックについてるからですが、後援会などチケットをどっさり買うスポンサーがいるとファイトマネーもそれなりに入るわけです。ちなみに僕のデビュー戦のファイトマネーは6万円(笑)この間、年末に試合をしたフロイドメイウェザーはたったあの1試合で15億円。もはや桁違いです。ちなみにメイウェザーは現役時代の年収が300億円くらいあったそうです。世界のスポーツ選手の長者番付が一位でした。アメリカではボクシングがすごく人気で有料チャンネルのため、そのお金が選手にも反映されるわけです。


Q5、ボクサーは普段、練習ばかりしているのですか?  

A、答えはノーで、やはり先程のファイトマネーの話に直結します。一試合のファイトマネーが10万円の選手がいたとして、ボクシングの試合は年間でだいたい3試合です。つまりボクシングだけの年収は30万円くらいになります。つまりボクシングだけでは生活出来いから、ボクサーの大半は朝から夕方までアルバイトをして、そこから練習するというのが現実です。よく試合数を増やして、バンバン試合をして稼いだらいいという方もいますが、まず試合はジム側が決めますので自分個人の意思だけで決まりません。それに試合内容が壮絶になれば、ダメージも酷く回復までに多く時間がかかるのです。例えば顎が割れたとか、眼底骨折などです。また、減量も早い人だと3週間前に始めたりするので、明日明後日の準備期間では到底たりないのです。ボクシングのみで生活をしているのは実際のところチャンピオンだけです。しかも日本チャンピオンや東洋チャンピオンでもファイトマネーがそこまで多くないため、ボクシングだけの生活は厳しいのです。実際のところは世界チャンピオンしかボクシングのみの生活を出来ないのが現状です。


ざっとな説明で申し訳ありませんが、ボクシングをしていたときによく聞かれる質問はこんな感じです。


自分ごときがボクシングを語るのは千年はやいですが、もしボクシングに興味があり、わからないことがあれば聞いて下さい。


自分の答えられる範囲でお答えします(笑)