PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

選ばれた人

こんばんは!!


今日は前職について体験談をお話ししたいと思います。


お時間ある方、よかったら読んでやって下さい。


前職でいた工場の話なのですが、そのときに勤めていた工場の工場長が定年を迎えて、もうすぐいなくから、後任を誰か決めるという話が会社中に流れました。


そして候補は3名。


以下、僕が勝手に思った3名のデータです(笑)


1人目、A課長

・社歴23年

・独身

・見た目は極楽とんぼの山本

・頭のキレがよく仕事も出来る。

・社内の人脈もしっかり築いており、支持者も多数。

・一方で性格は人見知りなため、好き嫌いがハッキリしており、好きな人間と嫌いな人間の扱いが露骨に出てしまっている。

・過去、社内の女性社員1名、パートさん2名に手を出しており、その内の1名は不倫関係を継続中(笑)


2人目、B課長

・社歴23年(A課長と同期で仲が良い)

・既婚

・見た目はやや男前

・職人気質で職人仕事は社内でもトップクラス。

・社内の人脈もしっかり築いており、こちらも支持者も多数。

・性格は短気であるものの、あっさりしているため怒らせても尾を引かない。ただかなりの女好き。

・過去、社外で婚約者はいたが、社内のパートさんと不倫関係になり、ダブル不倫の末にそのパートさんと結婚。その前にもパートさんに手を出し問題を起こす。


3人目、C課長補佐

・社歴12年

・既婚

・見た目はメガネをかけた落としそうな男性。

・仕事はA課長、B課長には到底及ばず限られた範囲でしか知らない。

・社内の人脈も薄く、支持者はほぼいない。

・性格はスネ夫タイプで、強い者にはやたらヘコヘコしていた。

・しかし、これと言った大きな問題も起こしていない。


この3人が候補にあがりました。


おそらくC課長補佐は飾りで事実上、A課長とB課長の対決でした。


ちなみに僕の直属の上司はA課長でした。


僕には性格が悪く見えていたので嫌いでしたが、確かに仕事が出来る人ではありました。


僕自身は誰が次期工場長になっても構いませんでしたが、とにかく工場さえ良くなればいいなと思いました。


この次期工場長が誰になるのかは少しの間、社内で話題となり誰がなるのだろうとみんな噂していました。


決定権は当然ながら社長。


幹部との会議はするものの、最後は会議の末にワンマン社長が決定してしまうそうでした。


僕の予想ではA課長でした。


大嫌いではありましたが、総合的に見て一番仕事ができて社内の人を動かす力があったからです。


B課長も前工場長に気に入られていたため、可能性は大いにありました。


何より前工場長の一番弟子はB課長でもあったからです。


可愛い弟子を工場長に置くのも考えられるとも僕は思いました。


そして、結果がすぐに噂で流れてきました。


次期工場長はなんとC課長補佐(笑)


みんなとても驚いてました。


そしてみんな言いました。


「なんであの人なの?!」


1番驚いたのは候補者の3人だったと思いますが、後に理由を聞きました。


A課長は仕事はやり手だが、女性問題を起こしたこと、社長への忠誠心が欠けていること、独身であることが引っかかったそうです。


B課長も同じく仕事は出来るが、女性問題を起こしたこと、社長への忠誠心が欠けていると聞きました。


この2人は言わば似た者同士です。


続くC課長補佐は仕事はあまり出来ないが、大きな問題を起こさない上に、社長へのイエスマンぶりが凄まじかったので、これが大きな要因となり決定したそうです。


社長はたぶんイエスマンを近くに置くことで、思い通りに工場を動かしたかったんだと思います。

  

前工場長とはいろいろと対立し、思うようにならなかったそうですからね。


それにしても、今思うとロクな候補のいない会社だと感じてしまいます笑笑


まさに漁夫の利ですが、プライドの傷ついたA課長とB課長はC課長補佐へ「俺はお前を助けんからな。」と脅しにかかったそうです。


その後工場長になったC課長補佐は何度か精神的に追い込まれ休んでいました。


そして工場長のことを裏で脅して糸を引いているのは事実上A課長。


裏のボスってヤツです。


結局は工場長になってもC課長補佐はA課長に逆らえず、裏でいろいろとA課長が何やら企んでいます。


大人の世界は恐ろしい。


出世競争の醜さを目の当たりにしてしまいました。


そしてC課長補佐は僕に言いました。


「工場長を引き受ける前に戻れるなら、俺は絶対引き受けない!」と。


僕にもともと出世欲はないけど、それをもし若手社員が聞いてしまったら、夢のない会社だと思うに違いありません。


時として選ばれる人とは優秀な人間とは限らず、会社とって利用しやすい人間や情報に鈍いでいてくれる人間が選ばれるんだと実感させられました。