PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

旅立ちの決意(第3話)

おはようございます!!


いきなりですか、第3話スタートです^_^




教授は驚いた顔をしていました。


ひょっとすると僕が喜ぶ顔を想像してたかもしれません。


教授「ボクシング?君は本当にそれでいいのか?お父さんやお母さんは何て言ってる?」


僕「いえ、親は一切関係ないんで。自分の決めたことですから。」


教授「うーん、そうか。君の人生だから君が決めたらいいが、厳しい道だぞ。まあまあ、若いから頑張ったらいい。」


僕「ありがとうございます。失礼しました。」


研究室に戻ると、みんな何故呼び出されたか興味があるので聞いてきました。


就職の推薦があったことは言わず、論文についての指摘があったと嘘をつきました。


仮に本当のことを言ったところでバカだと思われることはわかっていました。


そして数日後、家に帰ると父からリビングへ来るようにここでも呼び出しがありました。


呼び出された時点ですぐ分かりました。


言うまでもなく、就職についてです。


いよいよ自分の意思を伝えるときが来ました。 


緊張もしたし、修羅場になることは想像していました。


父「まあ座れ。もう10月になるけど、お前就職は決めたのか?」


僕「いや、決めてない。だけど、実はこの間〇〇コンサルタントの推薦が教授からあった・・・」


母「えっ!?凄いじゃない!!」


父「おぉ!〇〇コンサルタント!!凄いじゃないか!!よくやった!!」


母は手を叩いて喜んでおり、父の顔は喜びに満ちていました。


そして僕は言いました。


僕「けど、推薦は断ったから。」


シーーーーン。


父・母「・・・・・」


今でも忘れられませんが、ほんとに一瞬ときが止まってしまいました。


父も母も訳がわからず言葉を失っていました。


特に母なんかは感情の整理が追いついていないみたいで、笑顔で顔が固まったままでした。    


そして、父の表情が鬼へと変わり、


父「何を考えているんだ!!お前を何のために大学へ入れたと思ってる!!」


父は当然怒りまくっていました。


あまりの怒りに少しビビったけど、ここは何としても押し通さなければ、また高校を卒業するときと同じことを繰り返すことになる。


僕「俺はやりたいことがある。卒業したらそっち進みたい。」


父は怒りを収め少し笑顔になり、


父「やりたいこと?わかった!!ひょっとして大学院か?それとも一級建築士か何かの資格でもとるために浪人したいのか?学費を心配しているのか?」


父は僕のことなど何もわかっていませんでした。


僕「俺はプロを目指してボクシングをしたい。フリーターで。」


父「お前はバカか!!!!何のために大学へ行ったんだ!!!いくら払ったかわかってるのか!!!」


とにかく怒鳴り散らす父。


しかし、こっちも曲げずに通そうとします。


俺「そんなの頼んでないって!そっちの願望で大学に無理矢理入れただけだろ?俺はこれから自分のやりたいことをやるから!!」


次の瞬間


バチーーーン!!


ビンタが飛んで来ました。


だけど、僕も怯まず父を睨み続けました。


それを見て、こいつは何を言っても無駄と思ったのか、


父「もういい。お前のやりたいようにやったらいい。自分の甘さがよーくわかるだろう。」


母「え?!いいの?そんなこと許して?!この子はバカだからわからないのよ!絶対止めるべきよ!!」


父「バカだからやらせるんだ!こういうヤツは一度痛い目を見ないとわからないんだ。」 


母はその場で大泣きしました。


父「お前まさか実家でボクシングしようなんて甘い考えはないだろうな?」


僕「そんなつもりは全くない。アパートを借りて一人暮らしをしながらやる。卒業したら家を出て行くから。」


父「だろうな。こっちもここに居させる気はないからな。」


こうして話し合いは終わりました。


もう後戻り出来ない。


生まれて初めて親に自分の意見を通して、家を出ることになりました。


温室育ちの僕からすれば大冒険です。


そして、卒業したら家を出るために研究室が終わったあとアルバイトを始めることにしました。


つづく