おはようございます!!
今日は大阪は暖かかったですねー。
花見にはもってこいの気温と天気で、公園には花見客だらけでした。
僕ら家族も明日花見をする予定です。
天気と気温に恵まれるといいな^_^
さて、この時期になると新卒の新入社員が入社してすぐ辞めてしまうというニュースが毎年のように流れますよね。
僕は大学卒業後からすぐ就職したわけではありませんが、学生気分から社会人になるって大変だと思います。
親に甘えた学生気分から社会の厳しさを味わうのは、なかなか気合いが必要なのではないでしょうか。
与えられたことをこなしてアルバイトしながら遊べる学生時代と、一つのミスでも責任を問われる上に結果を求められる社会人ではかなりギャップがある様に思います。
お金をもらう以上は学生気分のままではいけませんが、それが分かっていても誰もがその洗礼は受けますよね。
そして年々、新入社員の離職率は上がってきているそうです。
それに対しての大人の意見はそれぞれ。
だけど、よく聞く言葉は「いまの子は根性ない!!」とか「今の子は甘やかされ過ぎている!!」です。
確かに50代の人たちと今の若者を根比べさせたら多分相手にならないと思います。
それは今の若者が弱いとか言う以前に時代背景が関係していて、50代の人は気持ちが強くならざる得ない環境であったとも言えると思います。
物もなければ携帯などの便利ツールをもない時代を生き抜いたんですから、今の若者より強いのはある意味で当然かもしれません。
しかし、強い大人に対して今の若者が劣っているのかと言えば決してそうではなく、今の若者の方が優れている部分も多くあるはずです。
その才能が生かされづらいのは環境にも原因があって、50代の大人達が仕切っているルールや決まりの中では発揮できない才能もあるのではないかと思っています。
僕自身も転職をしているため偉そうに言えることなど何一つないのですが、会社を辞めて他に移ることに対して自分は駄目な奴だと思っていました。
社会人として能力が低いとか、人間的になっていないとか、とにかく自分を責めました。
確かにそれも大いにあるとは思います。
しかし、何年か社会人を続けていると社会の汚さや卑怯さを強く感じてくるようになり、会社の上司や上層部を見れば空気は淀んで見えるようになりました。
ある意味そこに順応できない新卒の若者は素直で敏感なのかもしれません。
そして、社会に出て何回も聞いたあの言葉。
人の出し抜いたり、欺いたり、手柄を横取りしたり、自分のミスを人に被せたり、そんなことをして、そんな奴らが言う決まった言葉。
「それが社会だ」
便利な言葉だと思います。
この一言で全てが片付くのだから。
僕をこの言葉を認めません。
そしてそれが社会だと言うのなら、社会というフィールドは大した世界ではない。
新入社員のみんながどんな気持ちで辞めたのかはそれぞれ違うし、一つにはくくれません。
しかし、辞めたみんなが駄目な若者だと言うのは判断が早すぎます。
その中には物凄い才能を持った子も必ずいたと思うからです。
確かに新卒の子と話していると礼儀をわきまえない子もいました。
仕事を頼むと平気で「そんなのダルいっすわー」と言う子にはビックリしました。
だけど、そんな若者を育てたのもこの現代社会という環境です。
今の若者はなっていないというのは自分達の世代が育て方を間違いましたと言ってるの同じです。
これは僕も含めてです。
それに今はネット社会で会社を辞めても自分で独立しやすい時代でもあります。
実際に新卒から入社直後に会社をすぐ辞めて独立して成功したという若者を何人か知っています。
だからこそ仕事を続けるだけが全てはないし、その常識もいずれはなくなる日が来ると思います。
問題なのは会社を辞めた若者は駄目だという報道の仕方にもあるのです。
テレビを見ると、社会でやっていけない人は駄目だと言うような報道をしているように見えますが、では家族を守るという大義名分を抱えて社会の汚さに染まり順応していくことはいいことなのか?
それとも社会の汚さに耐えられず逃げ出して、人としての心を大切にする方がいかれているのか?
極端な例になってしまいましたが、人としてどちらがまともなのか分からなくてなってしまいました。