PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

負けるな!! 〜第5話〜

おはようございます!!

ではでは続きです。

どうぞ^_^



怒りまくる課長に言いたいことは山ほどありました。

他の課に比べて少しハンデのある状態で比べられれば点数が落ちるのは仕方ないからです。

だけど、逆らっても状況は変わりません。

過去に理不尽なことを言われて何度か課長に噛み付いたことがあるけど、何倍になって返されて吊るし上げられました(笑)

ここで感情的になって言うだけ自分が苦しくなるのは馬鹿な僕でもわかっていました。

そして、怒られて気分が乗らない状況でも、動いてくれている人のことを思えば止まる訳には行かず、その次の日からも早朝3SをHくんと二人で行いました。

すると、

ガチャ!!

まだ朝7時前なのに4課のフロアに誰か入ってきました。

僕「え?こんな早くに誰だろ!?」

僕とHくんはびっくりして恐る恐る扉の方に行くと、そこに立っていたのはUさん。

僕「Uさんこんな早くからどしたんすか!?」

Uさん「ごめんね。頼りっぱなしで。私たちのせいで〇〇くん怒られちゃったね。」

僕「いやいや、そんなつもりで朝やってる訳じゃないっすよ!!僕が勝手にやってることなんで。このあいだ言ったのはそういうつもりじゃないんです。誤解させたならすいません。」

Uさん「私も流石にこんな時間からパートさん呼ばないけど、私だけでもやるね。毎日来れるかはわかんないけど、あはは!」

僕「ほんとすいません。自分が怒られてばっかたなら心配かけて。」

Uさん「いいのいいの!!私は家近いから。」

そう言ってUさんは笑顔で自分の現場を掃除しだしました。

正直このとき泣きそうになりました。

こんなことをさせて情けない気持ちと有り難い気持ちがごちゃ混ぜになって、涙が出そうになったのです。

だけど、泣いたらカッコ悪い(笑)

とにかくHくんとで整理整頓をして、4課の新しい進め方を考えました。

朝礼ではみんなに今後の進め方を伝えますが、怒られてばっかりの自分の話にどれだけの説得力があるのかわかりませんでした。

僕とHくんは4課全体の現場をチェックする中で、ときに嫌なことも言わないといけないときがあります。

整理の出来ていないところを指摘したり、整理がされていても雑なやり方だとやり直すように伝えなければならないのです。

当然それを言われて、ムッとした顔をするパートのおばちゃんもいますし、男性社員ですら文句を言います。

あるとき、職人肌のおっちゃんに「ここもう少し改善できますか?」と言うと、「昨日やったで!なんで何回もやらなあかんねん!」とキレ気味で言い返されたことがありました。

忙しい生産の中でそんなことを言われたら怒りたくなるのもわかります。

僕は社歴も年齢も先輩の人に言われ、何も言えなくなりました。

するとまたそこでUさんが

Uさん「まあまあ怒りなさんなって。この子らが何時から来て掃除してるか知ってる?頑張ってるんやから協力してやってよ。」

Uさんは自分をたくさん助けてくれました。

しかし、これがどうも課長には面白くなかったのか、僕に力を貸してくれるUさんの現場をみんなの前で整理出来ていないと言い出しました。

このとき頭の血管が切れそうになりました。

自分とHくん以外に、一体誰が早朝からやってるんと思ってるんだ?

ただ、Uさんは僕が思うよりずっと強かった(笑)

課長に言い返したのです。

Uさん「課長!!だったらコンサルタントの先生を今すぐ読んで来て下さいよ!!どこがダメか直接聞きたいです!!」

結構な勢いで課長も苦笑いしていました。

毎日来れるか分からないと言っていたUさんですが、ほぼ毎日早朝から来て自分の担当以外のところまで整理整頓してくれていました。

Uさんは人としての器がデカイ人でした。

そして、たった一人増えただけですが、これがかなり大きな力になりました。

最初は僕一人で背負い込み、そこからHくんが支えてくれ二人、またそこへUさんという偉大な助っ人が来て三人、ここまで違うのかと感じさせられました。

明らかに4課が綺麗になっているし、清掃や整理整頓のスピードも早くなってきていました。

そして、その次の社長達がチェックをする日が来たのです。

相変わらずプレッシャーを感じましたが、いつものようにやることはやりました。

そしていつものように指摘されることも覚悟していました。

すると社長達が4課のフロアへ来て、乗っけから意外な発言をしたのです。

社長「おっ、だんだんと4課綺麗になってきてるな!!頑張ってるやないか!!」

いきなり言い出しました。

社長がこんな発言をしたからか、コンサルも指摘しづらくなったみたいで、「そうですねー。指摘するところはなくはないですが、頑張ってると言えるでしょう。」なんて言いました。

なんだこいつ?(笑)

社長の発言で態度変えんなよ。

この日のチェックはあまり指摘もなく、初めて褒められました。

課長のところへ戻ると笑顔(笑)

わかりやすい人です。

課長「これからもこの調子で頑張るように!!」

何もしてない課長にこんなこと言われると、しばき回したろかと思いましたが、それよりも僕はHくんとUさんのところへ行きたかったのです。

二人とも忙しいのでそれぞれに報告しました。

僕「今回初めて評価良かったみたいだよ!!本当に二人のおかげだわ!!ありがとうございます!!」

喜ぶのは早すぎますが、少し流れの変わったように感じました。



つづく