PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

負けるな!! 〜最終話〜

おはようございます!!


ここ最近ブログを更新したりしなかったりと前の自分に戻りつつあります。


仕事がまたバタついてきたからなんですが、おそらく7月に1週間近く東京へ行くことが決まりました。


まだ5月なのですがちょっと憂鬱っす(笑)


その準備と本来の作業でこれからもっと忙しくなるのですが、乗り切れるかは自分次第。


けどやっぱり考える不安ですね。


それはさて置きまして「負けるな!!」も最終話なんですが、ずいぶん長引いてしまいました。


我ながらもう少し簡潔に上手く描けないものかと思います。


文才の無さの上に毎日更新が出来なかった訳ですが、「負けるな!!」も要約これで終了。


ではでは最終話どうぞ^_^




社長や幹部そしてコンサルと各課リーダーが揃い、いよいよスタートが切られようとしていました。


まず始めに社長の挨拶から。


社長「今日は君たちがやってきた半年間の成果を存分に発表していただきたい!プレゼンの時間は最大20分です。これまで3S活動を通じて行ってきたことを簡潔に分かりやすく時間内に伝えて下さい。従って20分以降は認めません。20分経ったらそこで終了して下さい!!」


え?


発表会の内容を事前に連絡くれたとき、課長は減点されるけど20分過ぎてもいいって・・・。


どういうこと?


っていうかヤバい!!


僕とHくんと顔を見合わせました。


プレゼンの1分は長い。


この場で内容をすぐ端折るのか?


とにかく焦りました。


課長が横から「おい、20分でまとめろよ。」と僕の横でボソッと言いました。


簡単に言いやがって。


バカ課長!!!


しかし、怒っている暇もなくプレゼンは始まってしまいました。


順番は1課から順で僕らは4番ですが、他の課のプレゼンを聞いている余裕などありませんてました。


こうなれば1課から3課がプレゼンを行なっている間に、持ってきた台本をこっそりと書き変えるしかありません。


他の課のリーダーがプレゼンしてるのに僕は全く聞かず、慌てて台本のセリフを端折っていました。


20分後、先頭バッターである1課は順調にプレゼンを終わりました。


優勝候補だけに制限時間通りのほぼ20分ジャストでプレゼンを終えていました。


流石は優勝候補と呼ばれるだけあります。


内容まったく聞いてなかったけど(笑)


発表のあとは質疑応答の時間があって、社長やコンサルのおじさんは質問をたくさんしていました。


それはダメだから質問を突っ込むと言うものでなく、感心した気持ちからくる質問でした。


一発目からこの仕上がりで来られるとかなりプレッシャーを感じます(笑)


2番目の2課の発表はリーダーが緊張していたのか焦って話してるのが聞こえてきました。


ときどき声が裏返っているのです。


そして20分経った瞬間、司会者が「はい。ストップ!発表をやめてください!」と言いました。


2課のリーダーの発表はまだ途中でした。


それを時間が来たからって半年間積み重ねた発表をバッサリ切るとは冷たい。


2課のリーダーは発表が終わったあと「もう少しだけ時間をいただけませんか。」と司会者へお願いしていましたが、それは認められませんでした。


社長や幹部、コンサルは2課の発表への興味がないのが雰囲気で伝わってきて、質疑応答は誰も手を上げることもありませんでした。


2課のリーダーと僕は話す仲だっただけに残念な気持ちになりました。


しかし、自分も何分後にはこうなるのかと思うと人のことなど気にしている暇などありません。


3課の発表が始まり、自分の発表は約20分後。


ギリギリですが何とか台本の修正終わりました。


4番目で本当に良かったです。


時間内に出来るかは本番次第。


となりにいたHくんが小さな声で「どうですか先輩?」と聞いてきました。


僕「何とかやってみるわ。」


と、その一言。


練習をたくさんこなしたから緊張はしてなかったはずなのに、この土壇場で修正したから変な緊張をしていました。


直前で修正した台本なんかで本番が出来るのか本当に不安でした。


こんなときは時間が経つのがやたら速く、3課の発表もあっという間に終わってしまいました。


3課のプレゼンも全く聞いていませんでしたが、社長の反応を見るとイマイチでした。


そして、質疑応答は誰も手を上げませんでした。


あきらかに悪い流れ(笑)


そして司会者が「4課、〇〇さん。前へ来て発表をお願いします。」


そう呼ばれた瞬間、自分の中のスイッチが入りました。


Hくんは「頑張って下さい!」と小さな声で言ってくれました。


僕「行ってくるわ!」


そう言ってHくんと拳を合わせて前へ行きました。


不思議なもので前へ行く途中、さっきまでの不安は全くありませんでした。


社長や他の人の顔も良く見えていたのです。


司会者「それでは始めてください!!」


そう言ってストップウォッチを押しました。


僕「それでは製造4課の3S活動について発表させていただきたいと思いますので、宜しくお願いします!!」


声も通っており、いいスタートが切れました。


このまま一気に行きたいところでしたが、やはり問題だったのが時間配分。


10分経過の合図を司会者が出すのですが、ペースはギリギリでした。


いつもの練習なら10分経過した段階でここまで言えていたというラインより少しだけ遅れていたのです。


それが分かっていたから少し早口になって後半とばしました。


あと少し、あと少しだ!!


もうすぐで終わるというとき、


僕「発表は以上になります。それではあり、


司会者「時間です!!発表を終了して下さい!」


僕「!」


最後のあいさつがちゃんと出来なかった。


きっちり終われなかったから、終わり方としては良くありませんでした。


しかも後半は少し早口になっていました。


僕のプレゼンは伝わったのか?




そして質疑応答の時間。


司会者「質問ある方おられますか?」


シーン。


誰も手を上げない(笑)


1課のときと大違いです。


ここまでやったのに誰も興味はないのか?


するとその沈黙の中、一人だけ手を上げてくれた人がいました。


営業部の部長です。


部長「現場が綺麗になったのは伝わったきました。しかし、君たちは整理整頓をいつやっていたのですか?4課の受注量が多い中でいつ整理整頓をやったのですか?」


いつやった?


そんなの朝ですよ!


部長は見てたし、知ってるはず。


ん?見てたし、知っているはず?


そうか、これは振りだ!!


バカな頭はフル回転して気づきました。


部長は僕らが早朝からやっていることを知っているから、敢えてこの場で聞いているんだと分かったのです。


始業のずっと前の早朝からやっきたことをこの場でアピールしろってことだ。


僕「僕らの勝手なので、ひけらかすつもりはありませんが、業務には極力支障が出ないように3S委員とUさん、Kくんで朝の7時に現場へ入って出来ることはやっていました。」


部長「えっ!7時ですか!?それはすごいですね!!」


部長は社長に問いかけるように言ってくれていました。


社長「ほー」と少し笑っていました。


ここでまさかの助け舟くるとは(笑)


部長のお陰で少しだけインパクトを与えることができて、少しだけ良い雰囲気で終わることが出来ました。


プレゼンの内容より朝7時から現場に入ってたってところが一番インパクトあったんじゃないかな(笑)


発表が終わり出来の悪さから肩を落としているとHくんが「良かったですよ先輩!」と言ってくれました。


そして、その日の発表会も終わり現場へ戻るとき、また課長に怒られるんだろうなと思いました。


しかし、意外にも課長は何も言いませんでした。


結果発表と閉会式は翌日の朝9時からです。


現場に戻ると当然みんなにどうだったのか聞かれました。


僕は「微妙ですね」としか言えませんでした。


今頃採点は決まっているんだろうけど、僕らは何位なのか。


その後の仕事はとにかく落ち着きませんでした。




そして翌日の閉会式。


ついに順位の発表がされます。


また緊張しながら課長とHくんで会議室へ。


このときはかなりドキドキしたのを覚えています。


そして司会者が前に立ちました。


司会者「皆さま昨日はお疲れ様でした。えー、それでは採点のほうの発表をいたします。3位以下はこの場で発表しません。入賞した課のみの発表となります。まず3位からの発表です。3位から5位の点差は僅か3点差と接戦でした。では発表します!!


ドキドキする。


どうだ?


どうだったんだ・・・?









司会者「3位、製造4課!!」


一瞬、自分達のことかわかりませんでした。


僕「えっ?お、うわっ!!やったぁ!!」


社長や幹部が見ている前で立ち上がって「やったぁ」と叫んでしまいました(笑)


社長もそれが可笑しかったのか笑っていました。


僕「Hくんやった!!やった!!」


Hくん「やりましたね!!」


泣きそうなくらい嬉しかったです。


僕は大喜びしているのに課長は横で真顔(笑)


ちなみに順位は1位が1課、2位は業務課でその点差は何と1点だったそうです。


2位から3位はハッキリした点差はわかりませんが、開いた点差だったと聞きました。


1位ではないけど、僕にとっては最高の3位ででした。


当初から目標としていた入賞は果たせたからです。


そして表彰式。


僕は4課の代表として表彰状と賞金を社長から受け取りました。


閉会式が終わり現場へ戻ると、みんなに結果を聞かれました。


「どうだったの?」


僕「3位でした!!!」


「すごーい!!やったね!!」


4課みんなが拍手をしてくれました。


僕はすぐUさんのもとへ行きました。


僕「Uさんやりましたよ!!ほんとUさんのお陰です!!ありがとうございました!!」


Uさん「すごいやん!!よかったねぇ!!報われたんだよ努力が!!」


Uさんもすごく喜んでくれました。


確かに僕は人より少しだけ頑張ったのかもしれませんが、これは僕の努力だけではありません。


最初に潰れかけたときHくんに支えられて、また潰れかけたときUさんに助けもらって、Kくんも加わって、部長の助言の助けがあって、4課のみんなの協力があって獲得できた3位です。


僕一人では何も出来ませんでした。


Hくんがいなければ最初の段階で潰れていたかもしれません。


みんなで獲った3位。


もうこれ以上のものはありません。


Hくんとはその後ガッチリ握手をしました。


僕「マジでありがとうな!俺きっとHくんいなかったら潰れてたわ。マジありがと!ほんとありがと!」


何回ありがとうって言ったかわかりません。


それぐらいHくんには感謝していました。


他のリーダーはここまで熱くなっていなったかもしれません。


こんなことをここまで喜んでバカかと思われるかもしれませんが、とにかく僕らは頑張ったんです。


表彰状と渡された賞金の封筒をあけると中身は3万円でした。


もちろんこのお金は僕だけのものでなく4課みんなで使おうと思っていました。


3S委員を始まりから終わりまで振り返ってみれば本当に自分は人に助けられてばかりでした。


何より自分は弱いということも再確認したような気がします。


3位という順位にしたって実力で獲ったというより、周りの人の助けで獲らせてもらったようなものです。


だけどこれを通じて分かったことがありました。


まず本気で頑張っていると必ず誰かが後押しをしてくれるということ。


そして良くも悪くも誰かが見ているということです。


3S委員から何年も経ちましたが、何かに負けそうになったときUさんの「負けるな!!」、この言葉は今でも思い出します。


その日、課長はみんなを集めて「〇〇くんがやってくれました。」とみんなへ報告してくれました。


課長「賞金は皆さんと一緒に使いますんで!!」


パートさんから拍手が起きた。


課長、お前が言うなよ(笑)






とても長いお話をお付き合いいただき本当にありがとうございました。