PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

戦績より戦歴

おはようございます!!


今回もお馴染みのボクシングで例えさせてもらうのですが、強い人間って結局「戦績より戦歴」だなって思います。


これはボクサーだけでなく会社員にも繋がる話だと個人的には思っていますので、もし良かったら読んでやって下さい。



例えばAと言う選手がいたとして、A選手の戦績は10戦10勝だったとします。


Aは無敗の選手です。



一方でBという選手がいたとして、戦績は5勝5敗だったとします。


こちらは勝ちと負けが半分半分の選手です。


AとBが戦ったらどちらが勝つかと言えば、戦績のみから判断すればAです。


しかし、ボクシングは戦績を比べるスポーツではありません。


戦績という数字はあてにならず、時としてBの様な選手が勝ってしまうこともあるのです。


そして、その大番狂わせの要因は一概に一つと絞れません。


たまたまB選手のラッキーパンチが当たったとか、A選手の体調が試合当日かなり悪かったとか、いろいろなことが考えられますし、仮にどうあろうとも勝負の世界なので勝ちは勝ちです。


しかし、僕が今回お話したいのはそこではなく、戦績より戦歴って話です。


例えば、A選手の戦績10勝のうち、そのほとんどが自分より格下の相手とやったとするとその実力は未知数です。


なぜなら、名のある強い相手とやっていないとその選手の実力は測れず、物凄い強いかもしれないし、ひょっとすると強い相手の前にはアッサリとやられる可能性もあるからです。


そしてもし、Bというボクサーの戦績5勝5敗のうち、その対戦相手のほとんど強敵とばかり戦っていたとしたら、この戦績もまたあてにはなりません。


戦績だけを見れば、勝ちと負けはトントンだからそんなに強くないのかなと思われがちですが、もしその5敗が強敵と善戦した5敗ならば大きな価値のある黒星です。


強敵と戦って善戦出来た時点で、その選手は強いと証明されています。


そして、強敵ばかりと戦うボクサーはたまにいますが、そういった選手は一戦一戦の成長がかなり大きいですし、戦績関係なく強いです。


戦績だけを見て戦った結果、番狂わせが起こることはよくあるのです。


だからある程度ボクシングを見ていると選手の実力は戦績ではなく戦歴だと分かってきます。


何戦して何勝したかではなく、何戦のうち誰と戦ってきたか。


勝ちやすい相手を選んでいる様な戦歴ならその戦績は作られたものに近いですし、強敵と戦ってきたのなら本物です。


これはボクシングだけでなく、仕事においても言えると思います。


同じ会社に入った同期が二人いたとして、例えば片方が高学歴で、もう片方が低学歴だったとしても、その後を決めるのは学歴でなく歩み方次第。


最終的には修羅場をくぐった数の多い方が上に行くと僕は思います。


進む中で失うことを恐れずそこへ飛び込めるかとうかで、そこに学歴やプライドは関係ないからです。


はっきり言ってコレは怖いことだと思います。


ボクシングでも自分より格上の選手とやるのはかなり怖いです。


壊される可能性があるからです。


でも、その怖いことを失敗しても曲げずに挑戦できる人間はやっぱり根本的に強い。


そして、その失敗から学べることが沢山ありますし、何よりこれを敗北や失敗というのかすら疑問です。


むしろ前に大きく進めたり強くなったという点では成功かもしれません。


人生に近い道は無いけれど、でも遠回りせず済むという道があるのなら挑み続けることになるんですかね。


余談ですが、「国民の期待」というリングネームだったボクサー内藤大助選手の戦歴は凄かったです。


今やタレント化してしまい、ボクサーだったという雰囲気はなくなりましたが、内藤選手の現役時代は国内の強い選手とばかり戦っており、戦績も戦歴も凄かったです。


内藤選手はチャンピオンになったあと、最後に亀田家の長男・興毅選手に敗れ引退しましたが、あのときはもうピークをかなり過ぎていました。


勝負の世界に「たられば」はありませんが、全盛期の内藤選手と興毅選手が戦っていたら内藤大助には全然敵わなかったと思います。


内藤選手の凄いところはチャンピオンになったということだけではありません。


何が凄いのかと言えば、ポンサクレックというタイ人の最強チャンピオンに3回挑み続け王座を獲得していることです。


その当時チャンピオンだったポンサクレックはまさしく絶対的王者で、勝てる相手がいるのかと思えるくらいでした。


内藤選手がチャンピオンのポンサクレックに世界初挑戦したとき2002年。


そしてその結果はまさかの1ラウンド34秒KO負け。


血の滲むような努力は、残酷にもたった34秒で砕け散りました。


しかしその2年半後、またしてもポンサクレックに挑戦して7ラウンドTKO負け。


二度目の世界挑戦失敗。


世界に二度も挑む時点でとんでもなく大変だから、この負けで引退するのかと思いました。


告白でも同じ相手に2回フラれたら流石に諦めますよね(笑)


しかし、世界を獲る男の精神は普通ではありませんでした。


またしてもその2年後、ポンサクレックに挑戦。


そして、ついに判定勝利で内藤選手がチャンピオンのポンサクレックを破ったのです!


感動したと同時に内藤選手のハートは、やはり普通ではないと思いました。


もちろんそれまでの期間ずっと、15回もタイトルを防衛したポンサクレックも超人です。


内藤選手は世界初挑戦してポンサクレックに34秒KO負けしてからも、ダイレクトに世界挑戦をしていた訳でなく、その間も日本国内の日本人のチャンピオンクラスと戦っていましたし、国内では並み居る強敵に勝ち続けていました。


内藤選手の強さは才能もあったのでしょうが、それ以上に常に強敵へ挑み続けたことにあったと思います。


普通なら負けが怖くて勝ちやすい相手を選びたくなりますが、内藤選手はいつも強敵と戦っていました。



さて、僕はここまで強くなれるプロセスを知った様に語ってしまいましたが、では自分の人生の戦歴や道のりはどうだったのか?


自分の人生を思い返してみます。


僕の人生の戦歴や道のりは全然ヌルい。


僕は自分に負けず挑んでいるか?


いや、30歳こえてから保守的な面が増えましたね。


僕は弱い。


道を知っていることと、道を歩くことは違うみたいです(笑)