おはようございます!!
今回は前前回あげた記事「移り変わるもの」の続きとなりますので、宜しくお願いします。
ではさっそく前回の続きから書くのですが、その前に少し前に書いた記事を軽く書かせていただくと、働く目的や価値観は世代ごとに変化しているって話です。
順番で言うと、「食→お金→やり甲斐」という順に働く目的は世代ごとに変わってきて、次の世代は何を目的に働くのかを僕なりに予想するというものでした。
そこで僕の勝手に予想したものがコレ!!
「自由を求める世代」
この自由を求めるというのは、仕事をしなくて自由ということではなく、仕事をするやり方においても個人の自由ということです。
簡単に言えば企業や人に縛られない働き方をする若者、自由な働き方をしたいと思う若者が増えてくるのではないかと思うのです。
これから日本の大手企業の力はどんどん弱くなり、海外に仕事を持っていかれる上に人口も減っているものだから外国人労働者は増える一方です。
個人事業主が増えていく時代といわれる中で、敢えてサラリーマンになろうって若者はだんだん減ってきているはずです。
ユーチューバーをはじめ、個人投資家、アフィリエイター、せどらー、プログラマー、カウンセラー、その他ビジネスを自ら作り出すことで今では独立の敷居がかなり低くなりました。
実際に小学生の一番なりたい職業にユーチューバーがランクインしていることや、大学生でありながら会社を起こしてサラリーマンの何倍も儲けている今、サラリーマンになるメリットを感じる学生が減ると思うのです。
これから少しずつ、若い内から儲けられる高校生や大学生はこれからもどんどん増えていくだろうし、増えていったほうが僕はいいと思います。
若い内から独立志向を持って動いた方が自分で考えて動くだろうし、これまでの敷かれたレールに違和感を感じられるからです。
そして、そういった力の持った若者が増えてくると、当然ながら日本の伝統とも言える縦社会は崩れていくのではないかと思います。
その理由は権威や権力といったものが全く当てにならなくなるからです。
大きな会社に属さなくても、ネットビジネスなどて成功して学生ながらお金持ちの個人事業主が増えれば、権力や権威に媚びる必要がなくなります。
むしろそこに頼らなくてもいいので、権力者に対して対等に話そうとする若者が増えてくると思うのです。
学生で肩書きがなくてもビジネスで成功していれば、大手の役員よりも普通にお金を持っているのが現実。
そういった人は僕の周りですら既に何人かいます。
そんな若者に「大手の〇〇会社の部長です」なんて言ったところで、「だから何ですか?」と言われてしまいかねません。
今まで僕らは権威や権力の大きさと経済力を結びつけていましたが、実はそれはもう崩れてきています。
どこぞの会社の社長さんだろうが関係なくて、力のある若者が対等に語り合える時代になってきています。
逆に組織の中でしか使えない権力や権威に自惚れている人間は気がつくと置いていかれる様な「個の強い時代」が来ると僕は思っています。
年齢や役職、そんなこと関係なく力のあるものだけが上に行く時代であって、年功序列ではもう通用しない時代が訪れる。
ここで偉そうに語ってる僕も、高校生の稼いでる子にアゴで使われる可能性もあるということです。
また主婦もアフィリエイトで成功している時代で、そこに敢えて縛られた組織でパートをしようとは思わないかもしれません。
組織に属さないで稼げることを目指すのは、ある意味で自由に働くこととも言えます。
また日本のサラリーマンはこれから先、給料が搾取地獄になるとも言われています。
増税問題をはじめ、日本は老人大国をこえた超老人大国になるからで、サラリーマン一人当たりの負担が物凄く大きくなります。
このままの日本でいけばこの説は濃厚です。
国がこれに対しての秘策でも練っていれば話は別ですが。
ただ、サラリーマンの先は暗いと分かっているはずなのに、父親世代の人に転職すると言うと、やはりいい顔はしなくて一つの職場で勤め続けることを押してきます。
実際に僕の父も一つの会社でやってきた人間ですので、転職者の気持ちは全然わからないみたいです。
父は僕が転職するときに呆れて「お前な、転職するより一つの会社で出世したほうが早いに決まってるだろ?お前は本当に分かってないな!」と言われました。
父の言うことも一理あるけど、100パーセント正しいとも僕は思いません。
今の時代どの会社も昇給は昔よりかなり少ないし、終身雇用制度だって崩れてきています。
それを昔の考えで出世欲をむき出しにしてモーレツ社員やってますって言うのは、僕としては違うと思う。
むしろこれからの時代、会社はどんどん潰れていく時代だから一つの会社を長く続けて出世を目指すより、会社に依存しない生き方を考えた方がいいと思ってしまいます。
もちろん世代ごとで重視しているものが違ってるから、会話が噛み合わないのは当たり前なのは分かります。
年寄りが「最近の若者あかん。すぐ辞めるから根性がない!」という言葉の背景には「俺達は食うために必死に働いた」という思いがあるからだと思います。
言いたいことは分かりますし、実際におじいちゃん世代の人達は食べ物も満足になく、仕事をコロコロ変えられるほど仕事もなく、転職サイトどころかインターネットすらありませんでした。
そんな過酷な環境にいたら、今の若者に文句を垂れたくなるのも分かります。
しかし、今はどうかと言えばモノは溢れてて普通に働いていればとりあえず食べていけますし、仕事だって辞めたところで代わりはあります。
真逆の環境にだったから分かり合えない。
例えるなら、大雨が降っている土地に住んでいたとして晴れて欲しいと思っている人と、ずっと晴れてて砂漠状態の土地に住んでて雨を待っている人では求めるものが違うから、話し合っても分かり合えるはずがない。
ん?
この例えちょっと違うか?(笑)
まあいいか。
僕らの世代は遊ぶ物、食べ物、仕事も全て溢れているから、別のところに幸せを求めてしまうのは、ある意味で当然の流れと言えるのかもしれません。
今までそれを築いてきてくれた人生の先輩方や今ある幸せに感謝するのは本当に大切なことだけど、人は日常生活をしているとそんなことよりも自分が満たされる方に走ってしまいます。
そんな中で働くための目的が順に満たされていけば、その先に自由な形を求めることになると思います。
それは労働のみだけでなく、結婚や人種に対しても言えることで、常識なんてものは簡単に変化してしまうことでしょう。
っていうのが僕の勝手な予想です(笑)