PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

偏見と変化

おはようございます!!


今回は自分の中にあった偏見と変化について書きたいと思います。


僕は正直に本音を話すと、ある職業に偏見がありました。


いけないことですよね、コレって。


もちろんそれを口に出して人に言うことはないし、そういった職業も世の中には必要だと分かっています。


しかし、そう分かっていながらも自分の中で拭えない先入観はありました。


で、その僕が偏見を持っていた職業というのがホストやホステスなどのお水の世界です。


なぜに偏見あったのかと言うと、どこかチャラそうでお客さんからお金を巻き上げるイメージが強かったからです。


僕はキャバクラやラウンジなど、そういったところには行ったことのない世間知らずの男ですが、自分の意思としても行きたいとは思わなかったです。


僕がそういった世界に興味がない理由は、相手が美人な女性だろうとイケメンな男性だろうと、お金を払って話を聞いてもらうことに意味を感じないからです。


まあ僕みたいに行ったことのない人間がここであーだこーだ言ったところで、「お前はそう思うならとりあえず一度行ってみろ」って話ですよね。


その通りです(笑)


ただ、今回話したいのはそんなことではありません。


のっけから話が逸れました。


そんな偏った考え方の僕なんですが、お水の世界のチャラそうなイメージを少しだけ変えてくれた人がいます。


実は職場に元ホステスの女性(40代前半)がいるのですが、その人は気配りがすごくて話上手で聞き上手です。


結婚する前にホステスを何年間かやって、結婚すると同時に辞めたそうですが、結婚後にいろいろあったみたいで離婚することになったそうです。


ホステスとしての職場復帰は年齢的に考えてなかったそうで、僕が勤める会社に事務員として入社されたそうです。


前職のせいなのかどうかは分かりませんが、振る舞いが上品でもちろん男性陣からの評価は抜群です。


何より気配りが凄いのです。


人がやろうとしていることを言葉から読んで先回りしたり、アレとって欲しいなと思い視線を向けるとスッと持ってきてくれたりします。


言葉で言ったわけではないのは何でわかるんだろう?(笑)


この人ほんとうに他人の心を読む特殊能力が備わってるんだと思ったこともあります。


僕はそういった面を参考にしたいから本人に直接聞いたことがありました。



以下会話。


僕「どうやったらそんなに気が利くんですか?」


女性「え?私は全然気が利かないほうだよ(笑)」


僕「いやいや、めっちゃ利くじゃないですか!(笑)」


女性「私なんてまだまだ気の利かない方だよ。でも心がけていることはいくつかあるかもね。」


僕「え、何ですか!それは?教えて下さい!」


女性「周りの人の好きなことや日頃の行動をよく見ておくことだよね。みんなもう知ってるから話すけど、私って〇〇くんも知っての通り水商売してたでしょ。そのときはとにかく上を目指していたからお客さんノートをつけていたのよ。」


僕「お客さんノート?」


女性「うん、お客さんがたくさん来る中で人の特徴なんて一人一人覚えることってなかなか出来ないでしょ。だからその日、私についたお客さんの名前、職業、趣味、好きなお酒、ネクタイの色、タバコの銘柄とか記憶できたものを帰ってからノートに書いておくのよ。次に来店されたときにお客さんも覚えててもらうと嬉しいから、それが指名に繋がることって結構あるんだよ。あっという間に3冊くらいはいっちゃったけどね(笑)」


僕「え!ノート3冊分のデータ頭に入ってたんですか?!」


女性「まあだいたいはね。完璧にではないよ。でもね、慣れてくると書かなくても覚えてくるんだよ。」


僕「へぇー!じゃあ聞いていいのか分からないですが、ここの職場でもノートとかつけてないですよね?(笑)」


女性「この職場の人数でノートはいらない(笑)確か〇〇くんはボクシングしてたんだよね。元プロボクサーなんでしょ。カッコいいよねぇ。趣味は釣りでお子さんは男の子二人だった?それといつも朝はボスの缶コーヒーのブラックコーヒー飲んでるんだよね。ごめんね、なんかはっきり覚えていなくて(笑)」



僕は素直に思いました。


こわっっっ!!!


人間ってこんな能力が隠されているんだと思いました。


何が凄いかって、僕はその人とあまり接点がないのに、たまに話したことがあるだけでこの情報量。


一度の自己紹介と少しの会話でここまで覚えてくれた人はこの女性が初めてです。


恐ろしいです。


きっと、あまり接する機会のない僕ですらこんなに覚えてくれてるんだから、この女性の近くで仕事をしている人はおそらくデータを丸裸にされていることでしょう。


そして僕は思わず聞きました。


僕「ホステスやってたときNo. 1とかになったことあるんですか?」


女性「お店小さかったし一時的には誰でもなれるようなところだったね。それでも私より常に上にいる人はいたけどね。ある程度のところまでは私もいけたよ。」


僕「僕も〇〇さんみたいに気の利く人間になりたいですよ。きっと仕事にも繋がってくるし。」


女性「〇〇くんには〇〇くんでいいところあるから、そんなこと考えなくていいんじゃない。〇〇くんの優しいところとか誠実なところ、私は好きだな。今でも十分じゃない。」


僕「・・・」



なるほど(笑)


この人ならお金を払ってでもお酒を共にしたいと思うのは分かります。


話し方に品があるし自然に相手の気分を乗せるのが上手い(笑)


お水の世界を垣間見たが気がしました。


あくまでそんな気がした程度ですが。


もし仕事で疲れてるときにこんな言葉をかけてもらえたら、男はキュンときてしまうでしょうね。


たった少しの会話でこれだけ気分を良くしてくれてドキッとさせられるんだから、お酒を共にしたらアルコールが入って虜になる男性もいるのかもしれません。


ま、僕も我ながらチョロいですけど(笑)


この女性はもちろん男性陣から人気があります。


ただ、「この人流石だな」と思うのは男性陣からの飲み会の誘いをほとんど断っていることです。


飲み会を断っても付き合いが悪いと言うよりは、毎回ホイホイついていくほど安っぽくないんだなと感じてしまうんですよね。


自分が否定的だったお水の世界って実際はチャラい人間も沢山いるでしょうが、やはりどんな世界にもプロはいるもんですね。


そしてどんな職業であれ生きている限りどこかで生かせるんだとこの女性から感じさせられました。