PONTAkun’s blog

自分の生きてきた経験や思いを素直に書いてます

いつか答えが分かるか

おはようございます!!


昨日あった出来事なんですが、僕ら家族が車で出かけていたときの話です。


運転の休憩がてらにコンビニに寄ったんですよね。


コンビニの駐車場に止めて飲み物を飲んでいたら、片足を引きずって歩く老人男性(70代後半)が僕の車の前を歩いていきました。


その歩きがあまりにもスローで、これは自宅からコンビニに行くだけでも大変だろうなと感じました。


ただ、僕らの車の前を通過して普通にコンビニ店内に入って行きましたので、老人のことは気にもしていなかったのです。


僕と奥さんはしばらくカーナビさわって目的地を確認していたのですが、するとさっきの片足の悪い老人が僕の運転席の外側に立っているのです。


そして、車の窓越しから僕へ何やらジェスチャーをしているのです。


「窓を開けてください」みたいな感じで。


僕がそのとき直感で思ったのは足が悪いから家まで送ってほしいのかなと予想しました。


足が悪いのは仕方がないし、この炎天下で片足を引きずって帰るのは大変だから、それならそれで送るつもりでいました。


しかし、老人が口にしたのは意外な言葉でした。


老人「すいません。タバコ買いたいんやけど、110円しかなくて260円恵んで頂けませんか?」


でした。


この老人の言葉を耳にしたとき予想外だったことから、一瞬あらゆることが自分の頭の中によぎりました。


「この老人の生活大丈夫なのか?」


「おい、足を引きずってるのはお金をもらうための演出か?」


「タバコは吸わなくても死なないからお金あげなくてもいいだろ」



などなど、僕の頭の中はいろいろ考えたんですね。


で、結論から話すと260円をあげました。


だけど、僕はお金をあげたことに対してこれっぽっちも良いことをしたとは思っていません。


むしろ本当にあげてよかったのかすら自分でもよく分かりません。


金額はホントに微々たるもんですが、タバコを買うためにお金を恵むってあまり良いこととは思えないと言うか。


これが「食べるものがろくに買えないからお金を恵んで下さい」なら素直にお金を渡せたと思います。


しかし後々考えれば、この老人はこういった行動を慣れていたんだと思います。


それは何故か?


まず、何の躊躇いもなく僕にお金を頼んできたこと。


普段からこういった行動をしているからここまでストレートに出来たのでしょう。


もう一つは、駐車場にいろんな車が止まっている中で僕の車にだけ来ていたこと。


おそらく各車の運転席を外から見て、頼めばいけそうな人を定めて僕のとこに来たのだと思います。


自分で言うのもおかしいですが、こういった頼み事をされたのはこれが初めてではありません。


過去に何回かあるのです。


しかも決まって老人男性(笑)


つまり僕の顔はお人好しに見えるのかもしれません。


そこで普段からお金を恵んでもらっている老人は「あの兄ちゃんはいけるで!」と僕のところへピンポイントに来たのかもしれません。


僕はお金を渡した後にこれで良かったのか分からず、つい奥さんに謝ってしまいました。


僕「ごめん。お金渡してもた・・・」


奥さん「いいよ。仕方ないやん。」


そう言って何も触れては来なかったのですが、後部座席に座ってた息子達にはこれがどう映ったのか。


それは分かりません。


ただ、その老人のしんどそうに歩く後ろ姿を見たとき、「いつかは自分もああなるんだ」と感じました。


そして、そのとき自分は誰かに支えられているのか、もしくは孤独に生きているのか、そんなことまでいろいろ頭を駆け巡りました。


お金を渡したことも、老人になった自分のことも、そのときになったら答えが出るのかなと感じた出来事でした。